バルジ領域は、発毛分野の研究の一環で2000年~2001年に発見された幹細胞の一つです。
バルジ領域には、
・毛のもとになる細胞を増やす『毛包細胞』
・毛の色素に関係する細胞を増やす『色素幹細胞』
の2種類の細胞が存在します。
この二つの細胞が働くことで、毛が生成されています。
そのバルジ領域にアプローチできるものがSHR脱毛!
SHR脱毛では、毛全体を包み込む『毛包』という部分に弱い光を照射します。温度にして約60~70℃の熱を与えることで、毛包の中にあるバルジ領域にアプローチします。
バルジ領域は皮膚の浅い部分にあります。皮膚の深い部分にある毛母細胞や毛乳頭まで到達させるための光のエネルギーは必要ないため、低い照射熱でも十分な脱毛効果が得られるのです。
弱い光を蓄積させて毛包を刺激しすることでバルジ領域の働きが弱まっていき、比例するように毛を作りだす働きも弱くなります。
バルジ領域の働きが弱くなると発毛の指令を出せなくなるため、ムダ毛が生えにくくなり、徐々に毛が薄く・少なくなるのがSHR脱毛の仕組みです。